豆腐の栄養素
豆腐の栄養素について
今回は豆腐に含まれる豆腐の栄養素についてのご紹介です。
①タンパク質
豆腐にはたくさんのタンパク質が含まれています。
豆腐同様に豊富なタンパク質が含まれている食材として上がられるものが、肉類や魚介類、卵にになります。
肉や魚を食べることにより豊富なタンパク質を摂取することができることができます。一方で、これらの食材にはカロリーが高いものが多く、脂質なども同時に多く摂ることになります。
これらの食材と同様に野菜の中でタンパク質を多く接種することが出来る唯一の野菜のが大豆になります。
では、どれくらいの割合かというと、乾燥大豆の約30%がタンパク質です。これは肉に同等の含有量であり、「畑の肉」と呼ばれております。
豆腐には栄養価が高い「良質なタンパク質」が含まれていると言われています。
こう言われる所以には、リノール酸やレシチンなどコレステロールを減らす働きを持つ成分が含まれているからです。
②イソフラボン
豆腐の栄養素の中でも特に注目されているのが大豆イソフラボンになります。その理由の1つとして日本人の高い平均寿命が挙げられます。
日本の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳と世界でも有数の長寿国です。
また同時に、乳ガン、前立腺ガンなどの発生率が低いことが注目されており、その要因の1つとして、食事の特徴が挙げられています。
その中でも日常的に摂取されている大豆食品(豆腐、納豆、味噌など)については、低脂肪・高タンパク(植物性)の栄養素であり、日本人の高い平均寿命の要因の1つであると考えられています。
その大豆食品中に含まれている成分の1つとして、大豆タンパク質などとともに、大豆イソフラボンが注目を浴びています。
②-1 イソフラボンの働き
大豆イソフラボンは、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、植物エストロゲンの一つといわれ、女性ホルモンのような作用があります。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの受容体である体内のエストロゲン受容体に結合することによって作用します。なお、「受容体」とは、細胞に存在し、ホルモンなどの生理活性物質を認識し、その作用を伝える物質を指します。
これにより、イソフラボン(正確にはイソフラボンはイソフラボンアグリコンに変換されます)がエストロゲン受容体に結合し、エストロゲンに似た作用を表します。
主な作用としては骨粗しょう症(骨粗鬆症)の予防、更年期障害の軽減などが挙げられます。
また、他にも生活習慣病の予防、抗酸化効果、血流改善効果などもあります。
また逆に、大豆イソフラボンには、エストロゲンの分泌量を抑える作用(抗エストロゲン作用)もあることが分かっています。
過剰のエストロゲンを原因とする病気では、大豆イソフラボンがエストロゲン受容体に結合して抑制的に作用し、エストロゲンの分泌量を抑えるため、病状の改善が期待できます(抗エストロゲン作用)。
②-2イソフラボンを含む食品
大豆イソフラボンは、大豆を原料とする食品のほとんどに含まれていますが、原料の大豆の種類、加工方法などによって、その含有量は異なります。
主な食品としては、きな粉、納豆、味噌、油揚げ、豆腐、豆乳、おからなどが挙げられます。
比較的身近な食品が多く、豆乳鍋など様々なレシピに活用できる食品が多く、摂取しやすいですね。
②脂質
前述しましたが、お肉と大豆のタンパク質を摂取する際に、どちらの食品も脂質を同様に摂取します。
動物の脂質には飽和脂肪酸が多く含まれており、摂り過ぎると中性脂肪及びコレステロールが増加してしまいます。
一方で、植物性の脂質には不飽和脂肪酸を含み、この不飽和脂肪酸はコレステロールを減らす働きに優れています。
③まとめ
このように豆腐にはコレステロールを摂取しすぎずに豊富なタンパク質を摂取することができます。
また、イソフラボンも多く含まれており、大変注目されています。
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