おから
おからについて
今回はおからについてのお話です。
おからとは、豆腐を作る工程の中で、大豆から豆乳を絞ったあとに残るしぼりかすのことです。卯の花、豆腐殻、きらずとも呼ばれます。
豆腐の工程は、
1.原料となる大豆を水洗い
2.浸漬:大豆を水につけ、たっぷりと水を吸わせます
3.浸した大豆を潰す
4.潰した大豆と水を鍋に入れ、煮る
5.煮た大豆を磨砕し、豆乳とおからに分離
6.豆乳を凝固、くずし、圧搾、成型、水さらしして冷却→もめん豆腐
7.豆乳をそのまま凝固、成型、水さらし、冷却→きぬごし豆腐
になりますね。
この工程の中の5番目の工程でおからができます。
おからには食物繊維が最も多く含まれ、タンパク質、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンB1なども多く含まれています。
一方で、カロリーと糖質、脂質は低めで、ナトリウムも少なく、ヘルシーで健康にはとても良い食材です。
①食物繊維について
まずは、おからの最も特徴的な栄養である食物繊維についてお話します。
食物繊維は不要物をからめとり、腸内をきれいにする効果が期待できます。排便を促すため、便秘の予防や下痢の改善などに役立ちます。
また、カロリーも低いため、カロリーを気にしている方にもにもおすすめです。
②タンパク質について
続いて注目すべき栄養素としてタンパク質が挙げられます。肉や魚と比べると劣りますが、多く含有されています。
おからの原料である大豆には植物性タンパク質が含まれていますが、肉類からタンパク質を摂取すると、どうしてもカロリーや脂質なども同時に摂取してしまいます。
コレステロール値や血圧が高めの人がタンパク質を摂取したいときにもおすすめです。
タンパク質は筋肉の主成分になる効果があるほか、内臓や骨などカラダを構成する際に必要な栄養素です。また、体内に貯蔵できないため、こまめに摂取する必要があります。
③レシチンについて
最後にレシチンについてです。
レシチンは、血管についたコレステロールを溶かす働きや肝臓についた脂肪を減らして脂肪肝を予防する効果があります。
また、レシチンにはエネルギー代謝効率をあげる性質があるため、血糖値を下げたり、肥満を予防したりする効果があります。
レシチンはリン脂質の一種で、おからの大豆に含まれる成分です。乳化作用が大きいので、食品や医療の乳化剤としても使われます。
おからにも様々なレシピがあります。
おからハンバーグ、おから餅、おからコロッケ、おからサラダ、、、是非いつもお食事に一品を追加しませんか?
当社でもおからを販売しております。
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